トップヒートバリアーの性能
- 熱貫流抵抗
- R= 5.333㎡・k/w
- (トップヒートバリアー THB-M t=0.2)
遮熱材の性能=熱貫流抵抗値
遮光熱材は主としてアルミニウム製が多く、熱を通しやすい性質を持っています。
しかし、アルミニウムの純度を上げたり或いは表面の平滑度等を高める事により、輻射熱に対する反射性能が大幅に向上します。
遮熱材は、この反射性能を利用していますが、一般的には遮熱材単独で使用される訳ではなく、
外壁と内壁或いは屋根と天井等の間に入れて使用されます。
無論、これら壁面等には伝導熱や対流熱の影響も受けますので、反射率だけが高いだけでは満足のゆく断熱性能は得られません。
トップヒートバリアー温度の検証
鉄骨平屋の建物の測定

- 考察
[A]室温
● 施工前は、外気温より6.3度高い。
● 施工後は、外気温より5.5度低い。
※結果…相対室温低下効果は、11.8℃となった。
[B]小屋裏温度
● 施工前は、外気温と小屋裏の温度差は38.4℃。
● 施工後は、外気温と小屋裏の温度差は37.2℃。
※結果…遮熱による小屋裏温度の上昇はない。